インターハイを前に、地区大会を振り返る⑤東北大会

今回は目前に迫ったインターハイを前に、各地区大会を振り返る⑤東北大会です。

東北大会（男子）は、
2018ウィンターカップ・ベスト8の明成（宮城）が3年連続8回目の優勝、2位は能代工業（秋田）、3位には福島南（福島）、福島東稜（福島）の福島勢が入った。

（男子1回戦）
明成（宮城1位）103－55　平成（秋田2位）
東北生活文化（宮城5位）54－55　日大山形（山形2位）
一関工業（岩手1位）94－72　仙台第一（宮城3位）
弘前実業（青森2位）70－98　福島南（福島1位）
能代工業（秋田1位）84－60　東北学院（宮城5位）
聖和学園（宮城3位）54－82　羽黒（山形1位）
八戸学院光星（青森1位）57－78　福島東稜（福島2位）
黒沢尻工業（岩手2位）56－76　利府（宮城2位）

（男子2回戦）
明成（宮城1位）93－41　日大山形（山形2位）
一関工業（岩手1位）71－87　福島南（福島1位）
能代工業（秋田1位）87－78　羽黒（山形1位）
福島東稜（福島2位）72－48　利府（宮城2位）

（男子準決勝）
明成（宮城1位）83－54　福島南（福島1位）
能代工業（秋田1位）69－68　福島東稜（福島2位）

（男子決勝）
明成（宮城1位）81－64　能代工業（秋田1位）

東北大会優勝の明成は、インターハイ・第4シードとなったが、この第4シード、明成（宮城）の入ったブロックは、今大会最も厳しい、死のブロックとなっている。明成（宮城）の初戦は、飛龍（静岡）と光泉（滋賀）の勝者との対戦になるが、明成は2019埼玉カップの3-4位決定戦で正智深谷（埼玉）に敗れており、飛龍（静岡）は、その正智深谷（埼玉）に2019DAITO　CUPで勝利している。飛龍（静岡）、光泉（滋賀）どちらのチームとの対戦になっても激戦は必至だ。続く3回戦では、2018インターハイ・ベスト4、ウインターカップ・ベスト8、2019埼玉カップでは直接対決こそなかったが、正智深谷（埼玉）を下し2位となった東海大諏訪（長野）との対戦の可能性がある。強豪ぞろいのこの死のブロックは容易には勝ち抜くことはできないだろう。

また、2位の能代工業（秋田）も、初戦で中国大会3位の豊浦（山口）とニュイーヤーカップで福島東稜（東北大会準決勝で能代工業に1点差で敗れ3位となった）に勝利した、関東大会ベスト4の法政二（神奈川）の勝者と対戦となる。

2019インターハイは東北勢にとっては厳しい戦いになりそうだ。

東北大会（女子）は、
6県中4県で、2018ウィンターカップ出場校が県予選で敗れ、新しいチームが台頭してきている。
青森県：柴田学園（2018WC）→柴田学園（2019インターハイ）
岩手県：一関学院（2018WC）→盛岡白百合（2019インターハイ）
秋田県：湯沢翔北（2018WC）→湯沢翔北（2019インターハイ）
山形県：市立商業（2018WC）→山形中央（2019インターハイ）
宮城県：聖和学園（2018WC）→明成（2019インターハイ）
福島県：郡山商業（2018WC）→福島西（2019インターハイ）

（女子1回戦）
明成（宮城1位）70－56　帝京安積（福島2位）
大曲（秋田２位）69－66　市立商業（山形2位）
盛岡白百合（岩手1位）91－73　尚絅学院（宮城3位）
郡山商業（福島3位）72－63　柴田学園（青森1位）
湯沢翔北（秋田1位）115－48　盛岡市立（岩手2位）
東北（宮城3位）66－67　山形中央（山形1位）
聖和学園（宮城2位）100－78　弘前実業（青森2位）
仙台第一（宮城5位）64－94　福島西（福島1位）