バスケットボールタイム

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勝手に振り返る【2020中国新人大会】

ロナウィルスの影響が全国各地に徐々に広がりつつある現在、各地では、いろいろなイベントが中止となり、全国各地の高体連も春季大会の中止を決めたり、まったく白紙となっている。東京オリンピックは延期となり、この夏のインターハイも開催できるかわからない。そんな今、コロナウィルスの一刻も早い鎮静化を願いつつ、2月に行われた新人戦の結果を振り替えってみたい。

今回は、中国新人大会を振り返りたい。まずは、2020年と2019年の出場チームを見てみよう。

【男子】
広島:瀬戸内、広島皆実、呉港、銀河学院
   (2019:広島皆実如水館英数学館

岡山:岡山商大附属、関西、岡山工業
   (2019:岡山商大、岡山工業、玉野光南
山口:豊浦山口、高水
   (2019:豊浦、山口、下関工科、宇部工業)
島根:出雲北陵、松江西松江東
   (2019:松江工業、松江西、松江東)
鳥取鳥取城北鳥取西、米子工業
   (2019:鳥取城北、倉吉東、鳥取西

*男子は、昨年から2年連続出場しているチーム(赤字のチーム)は15チーム中8チームと約半数のチームが昨年から入れ替わった。今年のトーナメントでは、昨年のインターハイウィンターカップに出場した岡山商大附属(岡山)と広島皆実(広島)が1回戦で激突。また、その勝者は、2回戦でこちらもインターハイウィンターカップに出場している豊浦(山口)と対戦するというタフなトーナメントになった。そんな中、中国大会を制したのは、2019年には出場すらしていなかった瀬戸内(広島)。瀬戸内は、昨年のウィンターカップに出場、今年は、この大会で、インターハイウィンターカップに出場している出雲北陵(島根)、鳥取城北鳥取)、豊浦(山口)を下し優勝。確実に力をつけてきている。もしかすると、広島皆実の牙城を崩し、インターハイの出場権を手に入れるかもしれない。

 

【最終結果】
優勝:瀬戸内(広島)
準優勝:豊浦(山口)
3位:松江東(島根)、鳥取城北鳥取

 

【女子】
広島:広島皆実広島観音神辺旭、広島商業
   (2019:広島皆実広島観音、清水が丘)

岡山:就実明誠学院倉敷翠松
   (2019:就実、明誠学院倉敷翠松
山口:慶進徳山商工誠英
   (2019:慶進、徳山商工、光、宇部商工)
島根:松江商業、明誠、松徳学院
   (2019:松江東、松江商業、出雲北陵)
鳥取倉吉北鳥取城北米子南
   (2019:倉吉北、鳥取城北、米子南)

*女子は、昨年から2年連続出場しているチーム(赤字のチーム)は15チーム中11チーム。岡山と鳥取は3チームとも同じ顔ぶれとなった。2019年のウィンターカップに出場した広島皆実(広島)、広島観音(広島)、就実(岡山)、慶進(山口)、松江商業(島根)、倉吉北(鳥取)は、連続出場と安定した力を示している。2019年は、広島皆実広島観音という広島勢同士の決勝となったが、2020年は、その広島勢を準決勝で破った慶進(山口)と、就実(岡山)との決勝となり、慶進(山口)が優勝を飾った。

 

【最終結果】
優勝:慶進(山口)
準優勝:就実(岡山)
3位:広島皆実(広島)、広島観音(広島)

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