バスケットボールタイム

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今度は、今さらながら勝手に東海大会2018決勝戦を振り返る!

東海会決勝
飛龍(静岡1位)vs 中部第一(愛知1位)


素晴らしい個々人の能力、個性を活かした創造力あふれるプレーが魅力の飛竜高校、鍛え抜かれた組織の中で、それぞれの力を発揮する中部第一高校。対照的なスタイルの2チームの激闘は、ハイレベルで見ていてわくわくする一戦だった!


ゲーム序盤、お互いのチームの良さを出しながら、がっぷり四つでぶつかり合う。
飛龍は、個人の能力を最大限に活かした1on1を中心にオフェンスを展開。対する、中部第一は、オフボール・スクリーンを多用し、組織的にスペースを作り、そのスペースに飛び込み得点チャンスを狙う。さらに、時折見せる1on1が、この組織力をますます高めている。

飛龍は、1on1から、レイアップでゴール下まで迫るが、外国人留学生の高さに幾度となく阻まれる。そこで、飛龍の選手たちは、多彩な攻めで突破口を開いていく。

アウトサイドのシュートから、ディフェンスを外に引き出し、スペースができたインサイドに切り込み、ヘルプディフェンスのプレッシャーがかかれば、インサイド・アウトのパスからシュートを狙っていく。

対する、中部第一は、3Q以降、インサイドの留学生にボールを集め、ゴール下で加点していく。一進一退の攻防が続いたが、勝負所で、中部第一は激しいでディフェンスで飛龍の得点を許さず、ターンオーバーから速攻、留学生を起点にインサイドにディフェンスを収縮させ、アウトサイドにできたスペースから3ポイントを効果的に決め、飛龍の勢いを止め、東海大会を制した。

この2チームは本当にレベルが高く、流れをつかめば一気に勝負を決められるくらいの爆発力を持っている。今回は、中部第一が勝利をつかんだが、再戦したら、どちらが勝つかはわからないだろう。

 こんなに強い飛竜高校と、われらが栃木県代表 文星芸大附属が2回戦で対戦する可能性があるなんて、、、

インターハイ。ますます楽しみだ。