ウィングマン!(SG、SF)
今回は、ウイングマンなどと呼ばれる、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)についてご紹介します。
この2つのポジションを役割によって厳密に分けることは難しい。多種多様なプレイスタイルの選手がおり、それぞれの個性を活かし活躍している。ただ1つ言えることは、最近のバスケットボールでは、この2つのポジションを担う選手が、そのチームのエースとなることが多いということだ!だから、ウイングマンは、どのようにチームの得点を伸ばすかを考えることが最も優先すべき課題となる。自分で得点を取るだけではなく、周りのプレーヤーを活かし、いかに効率よくチームの得点を伸ばすことができるか考え、プレーすることが重要なのだ。
ハーフコートでのオフェンスで基本となる動き方は、フロアバランスを取りながら自ら得点するチャンスを作るために、空いているスペースに飛び込み、ボールをもらうための動きをすることだ。
例えば、アウトサイドでボールをもらった場合、フリーならシュートを狙う。
ディフェンスが対応してきた場合、広いスペースがあるのなら、積極的に1on1を仕掛け、インサイドに飛び込んでくるプレーヤーがいるのならパスを供給する。
その時々の、冷静な状況判断と、積極性が求められ、シュート、パス、ドリブル全ての技術が高いレベルで求められる。
時として、このポジションのプレーヤーは、自分一人で得点を取ろうとしてしまうが、大切なことは、チームのオフェンスの中心として、いかにチームの得点を伸ばすかを考えることが重要なのだ。