バスケットボールタイム

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オフェンスリバウンド

今回は、以前、話題にちょっとだけ出てきたオフェンスリバウンドについてです。

中高生の試合を見ていると、取れそうにないリバウンド(特にオフェンス)には、
飛ばない、取りに行かない選手が多いことが気にかかります。

塾バスの選手たちに、なぜリバウンドに行かないのか聞いてみると、
「取れそうにないのに、飛ぶだけムダ」とういう理由を多くの選手から聞きました。

確かに、オフェンスリバウンドは、リバウンドを取り、もう一度、マイボールにして、オフェンスのチャンスを増やすことが直接的な目的なのは言うまでもありません。
しかし、オフェンスリバウンドは、取れても、取れそうになくても、必ず、チームの中で一人は飛ばなくてはなりません。

なぜなら、オフェンスリバウンドは、もう一度、攻めるチャンスを掴むためのものであると同時に、ディフェンスのスタートでもあるからです。

オフェンスリバウンドに飛ぶことで、相手はプレッシャーを感じます。そして、オフェンスリバウンドを取れなかったとしても、競り合うことで、体が密着し、相手の動きを制限することができるので、リバウンダーは自由にパスを出せなくなり、安全にガードにボールを渡すまでに時間がかかります。時間がかかればかかるほど、相手の速攻のチャンスをつぶすことができるのです。

つまり、オフェンスリバウンドに、チームの誰かが必ず絡むことによって、もう一度、マイボールになる可能性がある!と同時に、相手の速攻の芽を潰すことができ、2つの意味でチームに貢献することができるのです。

だから、センター、パワーフォワードとして、ゲームに出る人は、すべてのリバウンドに飛び込むことで、直積的には数字には表れにくいですが、チームの勝利のために大きく貢献することができます。だから、すべてのボールに飛び込みましょう!
センター、パワーフォワードのみんなが、オフェンスリバウンドを頑張ることで、シューターは思い切りよくシュートを打つことができるはずです。

 

まとめ:オフェンスリバウンドの目的

1)オフェンスのセカンドチャンスを狙う→取れたら、相手に与えるダメージは大きい

2)相手の速攻を防ぐ!

3)シューターが思い切りよくシュートを打てる!